因果応報 と 自業自得
日本に仏教が伝来したのは、538年ともいわれています。
今から、約1500年ほど前と言うことになります。
この1500年間の間、私たちは知らずの中に、仏教の教えの中に
育っています。仏教の教えを知ることで、私たちのルーツを
知ることが出来ます。
例えば
因果応報 や 自業自得 という言葉も仏教の教えを端的に表した
言葉です。
因果応報とは、原因に応じた結果が報いる ということ
自業自得とは、自分の行い(業)の結果を自分が
受けなければならない・・自得
と言うことです。
日本の昔話には、善いことをすれば善い結果
悪いことをすれば悪い結果が現れる
自分の幸せ、不幸せの運命の原因は、自分の行いであるという
因果応報、自業自得の教えが教訓的に教えられています。
今回の東北大震災では、レストランを飛び出た客が、
後で、お金を払いに来た とか、店員のいないコンビニの
商品をレジにお金を置いて持っていったという日本人の行動が
海外では奇跡的に報じられています。
その根底には、誰が見ていようが見ていまいが
自分のやった行いの結果は、自分に返ってくる
という仏教の、因果応報 自業自得の教えが根付いているから
と言えるでしょう。
ここでは、仏教の教えの基礎である因果応報、自業自得についての
教えを詳しく解説します。