自業自得 と 因果応報について
運命はどうして決まるのか?
『因果の道理』は、仏教の根幹です。
根っこがなければ木は枯れてしまうように、
幹を切ったら、木は倒れてしまうように、
『因果の道理』がわからなければ、
仏教は絶対にわかりません。
お釈迦様の説かれたみ教えは今日
お経となって残っていますが、その数は
何と七千冊以上に上ります。
それらすべてを貫いている教えが『因果の道理』です。
ではその因果の道理とは一体どういうことでしょうか。
《因果の道理》
まず、道理とは三世十方を貫くものを仏教で道理といわれます。
三世とは過去世 未来世 現在世
十方とは東西南北上下 と斜め4方向 のこと
だから 三世 十方をつらぬくとは
いつでも ・・三世
どこでも ・・十方
成り立つということです。
いつの時代でもどんな場所にいっても変わらない成り立つ事実を
仏教では道理といいます。
皆さんの身の回りに
いつでもどこでもかわらないことを知っている人はいるでしょうか?
都合によって時代によって気分によって決めたことでもころころ
変わります。
法律といっても変わりどおし、
これだけは変わらないというものはあるのでしょうか。
お釈迦様は2600年前から
いつでもどこでも変わらない道理 物差しを
教えておられるのです。