自業自得 と 因果応報について

仏教は

未来の運命は全部きまってしまっているから、努力もすべて

意味がないのだという人生観も

未来はまったく決まっていないから、 運次第でどうにでもなるんだという

楽天的な人生観も、ともに否定しています。

私たちの智恵は相対的ですから、右でなければ左、左でなければ右と振り子のように

入ったりきたりを繰り返しています。

調子のいいときは、「俺には何でもできるんだ!!」と有頂天になって
自分の言動を見失いがちです。

一方、失敗ばかりが続くと人生なるようにしかならないのだから、

がんばっても仕方がないよね・・というあきらめモードになってしまいます。

こんなのを入ったり来たりしてませんか?

「未来の運命は決まっていないのだから、

これからの種まきしだいで未来は変えていけるんだよ。

まかぬ種は生えないのだから、

努力を怠るものにはどんなよい縁がきても幸せ

という結果はやってこないのだよ。」

これがお釈迦様の因果の道理です。


運命の原因と結果を明らかにされたのか

仏の覚りを開かれたお釈迦様の絶対の智恵によるものなのです。

昨日の日記にこんなコメントをもらいました。

「すべてはお釈迦様の掌のできごとなんですね」

そうです! よくしられている孫悟空と御釈迦様のお話は

仏の智恵の偉大さと

私たちの智恵の限界とをおしられた話なのですね。

【お前はこの掌のなかを飛んでいる】

神通力自在の自負する孫悟空が釈尊に、その力ためしを申し入れる。

こころよく承諾されたので、早速 孫悟空は、キントウンを呼び、

全力あげて飛びに飛んだ。

「俺の力はこのようなもの」

どうだといわんばかりに釈尊の元へもどってきた孫悟空に、

「あれが、おまえの精一杯か」

「あれ以上は、なんともなりません」

「おまえが飛んでいるうちに、五つの大きな山があったろう」

「はい、確かに」

「真ん中の山の頂上に、お前は何を書いてきた」

「孫悟空この山を征服せり、と記してきましたが、どうしてご存知で・・・」

驚いて尋ねる孫悟空に釈尊は、手のひらを開いて見せられる。

「おまえは、この中指の先に書いている」

  
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