仏教の教え いろは歌



仏教:諸行無常



やさしさが
こわかった



貴方は もう忘れたかしら
赤い手拭 マフラーにして

二人で行った 横町の風呂屋

一緒に出ようねって 言ったのに

〜中略〜

若かったあの頃 何も怖くなかった
ただ貴方のやさしさが 怖かった・・・


南こうせつさんの「神田川」です。
名曲ですね


どうしてやさしさがこわいんだろう??


きっと、彼氏が優しければ
優しいほど、この優しさが本当に
つづくのだろうか、不安で怖い
ということなのでしょうか。

人は、山の頂上に登ることはできますが
そこに長くいることはできません。


どんな幸せも必ず色あせ、壊れていきます。

諸行無常ですから・・

だから、幸せを手にしている最中から

失う不安がつきまといます。

仏教の教え の真髄を明らかにされた

親鸞聖人は私たちの人生を

火宅無常の世界といわれています。

無常(かわりどうし)だから
火宅(不安)な世界なのだよといわれています。


崩れるものに立たっている人生は不安です。
私たちが本当に安心満足して立てる
大地はあるのでしょうか。

それを教えられたのが仏教であり
親鸞聖人の教えなのです。


「よろこばしきかな
心を弘誓の仏地に樹て」

絶対崩れぬ大安心の
弘誓の大地に心がたった
親鸞聖人のお言葉です。

崩れない大安心大満足? 

そんなのあるの????

あります!!

それこそが人生の目的です。

いろは歌の後半はすべての人が求めてやまない

「絶対の幸福」の現存を教えています。


「一切の滅びる中に滅びざる

 まこと求めてただひたすらに」


続けて読んでくださいね。




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