仏 とは どんな意味?
メルマガの読者の方から
お便りを頂きました(*^_^*)
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おかもん先生
簡単な言葉でサラッと読めるのに、
(早くも!?)奥が深いように感じています。
ところで…
私は、仏様とは、神様と同じような存在と思っておりました。
けれど…
悟りをひらかれた方が「仏様」なのですね。
ということは、
悟ることが出来たら、誰でも仏様になれるのでしょうか?
じゃあ、「悟る」って何だろう…。
日常では「諦めの境地」みたいなニュアンスで
使っちゃったりしますが…。
うーむ(考え中…)
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大事なところです。 よく 神も仏も同じようなものだ
という人があります。
ここで 神(キリスト教の様な)というのは万物の創造主ですから
人間をつくったもの
私たちは神によってつくられたのも
ということですから、
人間はどうあがいても神にはなれません。
ところが仏とは
仏の悟りを開かれた人ですから
仏の悟りを開きさえすれば
誰しも「仏」になれるのです。
では
さとり さとり
といいますが、
どんなことなのでしょうか。
世間、一般では
さとったというと、気がついたとかわかった という意味で使っていますね。
●私、悟っちゃった・・人間ってわかりあえないものなのね
●人生ってむなしいな さとっちまったよ
という感じです。
ですが、
仏教でいわれる さとり とは もっと深遠なものなのです。
《さとりの52位》
一口にさとりと言いましても、低いさとり
から高いさとりまで、五十二の位があり、
これをさとりの五十二位と言われます。
ちょうど、相撲取りでも、下はフンドシ担
ぎから上は大関、横綱までいろいろありますように、
さとりにも、ピンからキリまで全部で五十二の位があり、
それぞれ名前がついております。
その五十二の覚りの、最高のさとりの位を
仏覚というのです。これ以上のさとりがあり
ませんから、無上覚とも言われます。
\(◎o◎)/!
さとり に 52段階 あるなんて初めて知ったというかたも
あるでしょうがそうなんですね。
図で示すと以下です(わかりにくいですが)
─52仏覚・無上覚
|─51
|─・・
|─・・
|─・・
|─2
|─1
この最高無上の、仏という覚りを開かれた
方を「仏」とか「仏様」と言われるのです。
では、覚り、覚りといわれますが、何を覚
るのかといいますと、
大宇宙の真理であります。
真理と言いましても、数学的真理、科学的真理などありますが、
ここで言われるのは、全ての人が本当の幸福になれる真理のことです。
《仏教が教える真理とは?》
科学的な真理
数学的な真理の発見によって急速に便利な世の中になりました。
ですが、便利になったからといって
幸せになれたでしょうか?
先進国 日本よりも
インドネシアの国民のほうが生活満足度が
高いということからいっても便利さと
幸福度は比例しないことが分かります。
20年前は携帯電話は普及していませんでした。
今では
小学生がもっています。
便利になりましたが幸せになった実感はあるでしょうか?
科学は世の中を便利にしてくれますが幸せにしてはくれません。
★仏教が教える真理とは
すべての人が本当の幸せになれる真理です。
お釈迦様は35歳の時に仏の悟りをひかられ
すべての人が本当の幸せになれる真理を発見されました。
それを80歳でお亡くなりになられるまでの45年間
教えていかれたのが仏教です。
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