自業自得 と 因果応報について
お釈迦様はこう説かれます。
善因善果 悪因悪果 自因自果
よい種まけばよい結果
悪い種まけばわるい結果が現れる
自分のまいた種まきはすべて自分が刈り取らなければならない
ということですが、
ここでタネといわれているのは私たちの行いのことです
私たちの行いのことを仏教では業(ごう)といいます
カルマともいいますね
果とは運命ということです
ですから
善因善果とは幸せという運命はよい行いが生み出したものであり
悪因悪果とはわるい行いが生み出したものですよ
自因自果とは、いい運命も悪い運命も、
自分の運命のすべては自分の行いが生みだしたものですよ。
これには万に一つ億に一つ例外はないと説かれるのが仏教です。
自因自果とはこれは
自業自得ともいわれます。
日常で使っている自業自得という言葉も仏教の因果の道理を教えた言葉だったんですね。
ですから、仏教では自分の運命のすべては、自分の行為(業)が生みだしたものであると教えられるのです。
【さてさて】
みなさん暑いですね、自分の運命は自分の行いが生みだしたもの、
これは、たしかに、当たり前と思う人も多いとおもいます。
しかし、なかなか、この当たり前が、むずかしいんですね。
ほとんどの人はいいこと(試験に受かる、お金が儲かるなど)がおこると
善因善果 自因自果 これに間違いない!!!僕が頑張ったからだ!!と思います。
ところが、
わるいこと(犬にかまれた、財布落とした、仕事で損した)がおきると、
これは他因自果(他人のせい)として、自分に原因があるなんて思えなくなってしまいます。
自分の都合で、正しいと思ったり間違いと思ったり、ころころ変わっていないでしょうか。
しかし、道理(いつでもどこでも変わらない真理)は私たちの都合でころころ変わるキマグレンなものではありません。
人生ってなにか??? キマグレンも歌ってますね。
LIFE - キマグレン(作詩:KUREI 作曲:ISEKI)
僕らの住む世界はいつもとてもウソだらけ
自分殺して、笑顔作ってる
泣きたくて、笑いたくて、
ホントの自分ガマンして伝わらなくて
君は誰の為に生きているの?
この世に君は、生まれてきた
生きる意味探す旅を、日々君続けるよ
傷つく事恐れて想い隠す、いつの間にか
分かんなくなった、僕は誰?
人生のホントをお釈迦さまから学びましょう(*^_^*)