仏教の教え 2


仏教は私をうつす鏡




★七つの自惚れ・増上慢★

5番目の増上慢
(ぞうじょうまん)は

さとり を開いてもいないのに
さとったとうぬぼれる心です。

仏教でいうさとりは

低いさとりから高いさとりまで

全部で52段階あります。

ちょうど、相撲取りといっても下はふんどし担ぎから

上は大関横綱までいろいろあるようなものです。

その52のさとりの中でも、

最高のさとりが仏のさとり、仏覚です。

一段、さとるだけでも大変なことなのですが、

仏教を聞きかじって分かったつもりになり

おれはもうわかったのだ、これ以上聞く必要はないのだ

と先生を見下しふんぞりかえっているのを増上慢といいます。

☆耳だけ極楽☆

ある人が極楽にいくと

そこには餃子のようなものがニョキニョキ

と生えていた。

なんだろうと見てみると人間の耳であった。

そばにおられたお釈迦様にこれは何ですかと聞くと

これは

生きているときに耳だけで仏法を聞いて知った分かったつもりだったものの耳だ

耳だけ極楽に来て体は地獄におちたのだ

とおっしゃったというお話がありますが

知った分かったとう自惚れを反省しなければなりませんね。

これは仏法以外のことでも通じることだと思います。





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