仏教の教え 2
仏教は私をうつす鏡
【七つの自惚れ心】
仏教に卑下慢(ひげまん)
という自惚れがあります。
私ほど悪いものはありません
こんなお粗末なものですが
どうかよろしくお願いします。
深々と頭を下げる。
腰の低い人
謙虚な人だと皆思う
ところが、そういう人は
自惚れていないのだろうか
心の中で
どうだ、
私ほど謙虚な腰の低い立派な人間はいないだろ
どうじゃどうじゃ
こんな心がないだろうか
仏教で卑下慢という自分を卑下することによって、
こんなに
謙虚なもんはおらんだろうと
自惚れる心である。
【私の方が悪いのよ】
沈みゆく夕日
2人の男女の影が見える。
おか男
「ごめん、ぼくがわるかったんだ・・・」
もん子
「・・・そんなことないわ・・・
私があなたのことわかってあげれなかったから・・」
おか男
「そんなことない! 僕が仕事ばかりで、ぜんぜん、
君のことかまって上げれなかったし僕が悪いんだ・・ごめん」
もん子
「おか男さんは悪くない・・全部 悪いのは私なのシクシク」
テレビドラマでありそうな光景である。
しかし、
おか男 も
もん子 も 本当に
自分が悪かったと思っているのだろうか??
もし、おか男の本音がでて・・
「もん子・・そうだよ、全部 お前が悪いんだよ・・」
いったら、
次の瞬間・・ バ シッ!!!
おか男は、この世にいないかもしれない・・・
また、
おか男「僕が悪かったんだ・・」
もん子「そうよ・・あんながわるいのよ」
といわれると、
おか男 「ええっ ァリエネ━!!!!」
恥を忍んで俺が頭下げてやってんのに
(≧ω≦ノ)ノ!!
と怒りの心が出てくる。
悪かった といいながら 、そうだあんたが悪いんだといわれると 腹が立つ。
本当は、悪いとは認めていないんだけど
こんなに頭がされられる自分は偉いでしょう・・
卑下慢(ひげまん)が見え隠れしている。