仏教の教え 2


仏教は私をうつす鏡


★ナポレオンの告白★

都合次第でかわる他人の評価

フランスの英雄ナポレオンは

皇帝となって民衆の喝さいを受けているとき

部下が「閣下、あの民衆の称讃をごらんください!!」

というと

「民衆の称讃ほど当てにならぬものはない、
ひとたび戦争にまけると断頭台におくれというのだから」

と言ったと聞いたことがあります。

数年前、ライブドアー事件で世間を騒がせた

ホリエモンさん

ライブドアーの粉飾決算が発覚するまでは

批判は受けながらも、時代の寵児であったと思います。

逮捕直前、自民党の武部元幹事長は「ホリエモンを私の息子です」と後押ししましたが、

逮捕後、「あんなの息子ではありません」とさけんでいました。

逮捕前も、逮捕後も 堀江さんは堀江さんですが

周りの評価が一変してしまったのでしょう。  

ライブドアの株価が上がっているときは株主は
どんな無茶を堀江さんがやっていても悪く思えないものです。

「元気があってよろしい!」ぐらいでしょう。

ところが株が大暴落すると「だまされた」と泣いている人が
テレビでどんどん報道されています。

そんな人も、ちょっと前までは、ホリエモン様様だった人もあるはずです。
 
豚はほめられても豚

ライオンはそしられてもライオン

ほめられたからと言って

わたしの価値があがるわけでも

けなされたからと言ってわたしの価値がさがる
わけでもない

なのに

ころころ変わる他人鏡に必死に、よく映ろうとして

くたびれてしまっている人が多いようです。

本当の自分に暗いからです。

では本当のわたしとは何なのでしょうか

さらにお話ししていきましょう。


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