欲 について 仏教 に学ぶ
○財欲
これは、お金や物を欲しがる欲ですね。もっと給料を上げてくれ、
もっと、税金を安くしてほしいという心です。
この財欲もキリがありません。
あるアンケート結果によると
人間は、自分の年収の二倍を常に望むそうです。
年収200万円の人に、年収がいくらになったら
満足ですか?と尋ねたところ、400万円と答えた人が
多かったそうですが、
今後は年収が400万円の人に、年収がいくらなら満足ですか
と聞いてみると、800万円と答えたそうです。
ですから、どれだけ年収が上ってもこれで満足という
安心はないということですね。
お金の為に人生があるわけではありません。
お金は単なる手段ですから、何のために使うのかが
大事ですね。
○色欲(しきよく)
これは異性間の欲ですね。
好きだ、嫌いだ、ということは私たちにとって
とても喜びでもあり苦しみにもなります。
好きな人との別れは苦しく、これを仏教では
愛別離苦(あいべつりく)といいます。
また嫌いな人と出会う苦しみを
怨憎会苦(おんぞうえく)といいます。
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