仏教で極楽に鳥しかいないと言われているのは of 大阪仏教勉強会(目からウロコの仏教講座)


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オウム、カリョウビンガ、極楽には鳥しかいない訳は??

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▼極楽には、沢山の鳥がいると

『阿弥陀経』に説かれています。

たとえば、

・白鵲(ビャッコウ)=鶴の一種で、日本でいう白鳥

・孔雀(クジャク)

・鸚鵡(オウム)

・舎利(シャリ)=九官鳥の一種

・迦陵頻伽(カリョウビンガ)=極楽鳥

・共命(グミョウ)の鳥

などなど。たくさんの鳥が、昼と夜と、美しい声を出すと言われています。

このようにたくさんの鳥がいるとは説かれていますが、

牛や豚や犬がいるとは説かれていないんですね。

それはなぜか??

▼ちょっと汚い話ですが…

牛や豚などは、フンをする時に、ためてためて

どさっと出します。

それに対して鳥は、空を飛びながら、

ぽとぽとフンを落としていきます。


仏教を聞き求めていく時は、

牛や豚でなく、鳥のような人になるよう

心がけなさいと言われています。


仏法を聞いて、思った事や感じた事を

「こんな事を言ったら、おかしく思われるのでは」

「今更こんな事聞けないな」

と思ってため込まずに、

いつでもハッキリと

物を言うことが大切であると言われています。

ありのままの心中をさらけ出し、

分からぬことは納得するまで

聞くことが肝心なんですね。


室町時代に活躍された蓮如上人という方は、

このように言われています。


「物を言え物を言え。

 物をいわぬ者は恐ろしき。

 信・不信ともに

 ただ物を言え。

 物を申せば心底も聞え、

 また人にも直さるるなり。

 ただ物を申せ」

ものを言いなさい、ものを言いなさい

物を言わないのは恐ろしいことですよ。

救われている人も、救われていない人も

ただ、物を言いなさい。

言葉に出して言えば、心の中が見えて、

間違っている事があれば、

それを正してもらう事もできる

ということです。


▼言いたいことを言わずに、

心の奥深くためている人は

なかなか仏教の理解も進まず、

仏縁も深まらない。


その時その時の心中を、

洗いざらい言える気の軽い人が、

仏教の教えを正確に知らされて、

早く仏縁を結び、極楽へ往く身になれるのである。

ということなんですね。


ですから、仏教は、質問大歓迎

もし疑問に思った事があったら、その場ででも、

メールでもなんでも、遠慮なく聞いてください☆