空気の読める人になるには


 

お悩み

 KYと言われるのですが直し方がわかりません。

 

お答え

 「あの人は空気が読めない」「KYだ」といわれ、煙たがられることがあります。

 自分が話を始めると、みんなの顔が引きつる。
 自分が話し終わった後、みんなが沈黙してしまう。その後、話が続かない。
 あまり食事や合コンに誘ってもらえない……。

 こういう人は場の空気を読めず、知らず知らずのうちに、場の雰囲気を壊してしまっていることがよくあります。


「どうもみんなとぎくしゃくする」「自然な雰囲気でいられない」という悩みを抱えている人は、実はかなり多いようです。
 でも、「空気を読め」といわれても、空気も雰囲気も目に見えませんから、理解するのに苦労します。

 実は、周りの人の話に耳を傾けるだけで、空気の読める人になれるのです。
 なぜなら、空気が読めないといわれる人とは、だいたい次の2つに当てはまる人だからです。

 1.一方的に自分の話をする(周りの人の話を聞こうとしない)

 2.人の会話に割り込んでくる(周りの人の話を聞いていない)


 一方的に話をしたり、人の会話に割り込んだりするのは、周りの人の言っていることを聞いていないからなのです。
 では、そうならないようにするために、どうしたらいいのでしょうか。

 

 あなたが、友達とカラオケに行ったとします。もし、あなたが歌いたいからといってずっとマイクを話さず、1人で歌い続けたら、友達は不快に思うでしょう。きっと、二度とカラオケに誘ってくれません。あなたがどんなに歌がうまくてもです。

 なぜなら、友達はあなたの歌を聴きに来たのではなく、自分も歌ってストレスをスカッと発散させに来たからです。
 1曲歌うと、次の人にマイクを渡します。友達が歌うのを聴いてタンバリンと手拍子で盛り上げます。そうすると、みんなでカラオケを楽しむことができます。

 このように、自分の話を聞いてもらいたかったら、友達に話題を振ったり、友達の話を聞いたりすることが大事なのです。
「そろそろ自分の順番かな」と思ったら、また自分も発言する。そうすれば、一方的に自分ばかり話して、場の雰囲気を乱して煙たがられることはありません。


 もし、「自分の話が他人の話よりも長くなっているな」と思ったら、ちょっと立ち止まって、「ごめんね。自分のことばかり話して」とストップしてみましょう。
「ちゃんと周りに気を遣ってくれているんだな」と、逆に好印象を持たれます。

 それでも、自分が一方的に話を聞いてもらう形になった時は、「今日は、話を聞いてくれてありがとう。おかげで気持ちがすっきりした」とお礼を言いましょう。
 友人や恋人なら、感謝してもらって悪い気はしないはずです。むしろ、いいことをしたと喜んでくれるはずです。


 空気や雰囲気は目に見えませんが、周りの人の話はちゃんと聞くことができます。

 周りの人の話に耳を傾けるだけで、みんなをとても盛り上げるムードメーカーになることができるのです。

 

 

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2018年06月19日