お悩み
小学生の子供を持つ母です。子供がまったく勉強をしたがりません。どうしたらいいのでしょうか。
お答え
この相談をくださった方は知り合いだったこともあり、訪問して、その子供さんの話を聞くと、
「毎日、勉強しなければならないと思うと、無理だーって思ってやる気がでない」
と話してくれました。
私たちの意志は弱いもので、「毎日やろうと思うと気が重くてやる気になれない」という人は多いのではないでしょうか。
そこで私は、その子に
「毎日と思うと大変だよね、1日10分間だけ、勉強机に座ることができるかな」
と聞くと、
「それならできる」
と答えました。
横で聞いていたお母さんが、心配そうにしていたので、
「大丈夫です。必ず、うまくいきますから、1日10分机に座ったら、思いっきりほめてやってください」
と言いました。
それから、その子は、1日10分だけ勉強机に座るようになりました。
お母さんもとりあえずその子を見守り、がみがみ言わないようにしました。
すると、だんだん、10分が15分になり、30分になり、時には1時間も勉強するようになったのです。
しばらくすると、お母さんが何も言わなくても、自分で勉強する習慣が身に付きました。
仏教では、「未来は今がつくるもの」と説かれます。
「未来」というものがあるわけではありません。
今の私の行ないが、次の私を生み出します。
次の私の行ないが、その次の私を生み出します。
未来といっても、今、今、今の連続です。
ですから、毎日ずっと続けようと意気込む必要はありません。
今だけやればいいのです。
その繰り返しが、気が付けば、1ヵ月になり、1年になっているだけなのです。
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