運が悪いのはどうにもならないのか


 

お悩み

 子供のころから運が悪いです。そういう星の下に生まれていると思います。

 

お答え

 人の心は強いようで弱いものです。思いどおりにならないと、自分はついていない、不運な人間なのだ、と思って自信をなくしてしまうことがあります。

 私は、多くの方から相談を受けていますが、

「自分ほど運の悪い人間はいない」
「私って本当についていない」
「だから、何をやってもダメなんだ」

という嘆きの声を、よく耳にしてきました。


 でも、ここでちょっと考えてみてください。

 私たちは、よいことがあると「運がいいなあ」と思います。
 反対に、ひどい失敗をすると「運が悪かった」と思います。

 つまり、運が「いい」とか「悪い」というのは、結果を見て、私たちが勝手に思い込んでいるだけなのです。

 

 

 仏教を説かれたお釈迦さまは、

「運がいいとか、悪いとか、初めから決まっているのではないのですよ。
 よい運命になるのも、悪い運命になるのも、それに応じた原因があってのことですよ」

と教えられています。


 コスモスの花が咲いたのは、そこに、コスモスのタネをまいたからです。

 キキョウの花が咲いたのは、そこに、キキョウのタネをまいたからです。


 うまくいかないのは、運が悪いからではありません。
 そのような結果を招いてしまうタネまきをしたからなのです。

 たとえどんな不器用な人であっても、うまくいかない原因を見つけて、それを変えていけば、結果は必ず変わります。

 大事なのは、うまくいかない原因を見つけることです。

 

 

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2018年07月07日