お悩み
どうも運が悪いことが続きます。
姓名判断の本を読んでみたら、「あなたの画数は最悪です。ただちに改名をおすすめします」と書いてあり、ガク然としています。
お答え
思い通りにいかないことが続くと、「運が悪いな」とか「最近、ついていないな」と思ったり、友人が、仕事や恋愛でうまくいっているのを見ると、「あの子は、すごく恵まれてるな」と思ったりしてしまうもの。
「自分は運が悪いし」「ついていないし」と、なんでも運のせいにしてしまって、自信をなくしてしまっている人もいます。
しかし、そもそも運とは一体、なんでしょうか?
「ついている、ついていない」といいますが、何がついている、ついていないのでしょうか? 改めて聞かれると、答えに困る人が多いのではないでしょうか。
「運」という言葉を、辞書で引いてみると、「めぐりあわせ」のことだと書かれています。
それでは、「めぐりあわせ」とはどういうことなのかを辞書で引くと「運命」のことだと書かれていました。
そこで、「運命」とは一体どういうことなのかを辞書で引くと、運命とは、「運」のことであると書かれていました。
「運」
↓
「めぐりあわせ」
↓
「運命」
↓
「運」
これでは、単に言い換えているだけで、説明になってはいません。
運という言葉を、みんなよくわからないまま使っているのです。
私たちが「運が悪い」とか、「ついていない」と思うのは、たいてい嫌なことや悪いことが起きたときです。よいことが起きたのに、運が悪いと思う人はいませんよね。
多くの人は、「運が悪いから、悪いことが起きた」と言います。
しかしそれは、実はその逆で、「悪いことが起きたから、運が悪いと思った」ということではないでしょうか。
「暑くなったから、アイスクリームが売れた」というのは誰でも納得できますが、「アイスクリームが売れたから、暑くなった」というのはおかしいでしょう。
「運が悪いから、悪いことが起きた」と思うのは、「アイスが売れたから暑くなった」と考えるのと同じ、おかしな思い込みなのです。
お釈迦さまは、うまくいかないときは、運のせいにするのではなく、自分の行ないを振り返りなさいと教えられています。
初めから運の悪い人なんていません。
「運が悪いと思い込んでいる人」がいるだけなのです。
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