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人生は苦なり!?仏陀の説かれた「四苦八苦」とは?

o0640048011323184773.jpg赤坂区民センターにて

▼みなさんは「シクハック」という言葉を聞かれた事はありますか??

「今日の仕事はシクハックやった!」

とか

「試験に難しい問題が出てきてシクハックした!」

など、困った時に使いますよね。


このシクハックは、仏教の「四苦八苦」という言葉なんですね。

これは、私たちの人生の苦しみを具体的にお釈迦様が教えられたもので

人生には、4つの苦しみ、8つの苦しみがあるということです。


では、どんな苦しみかというと

生苦(しょうく)

老苦(ろうく)

病苦(びょうく)

死苦(しく)

この4つを四苦といいます。

この4つの苦しみにさらに4つ加えて八苦というのですが、さらに4つとは

愛別離苦(あいべつりく)

怨憎会苦(おんぞうえく)

求不得苦(ぐふとっく)

五陰盛苦(ごおんじょうく)

です。


生苦とは、生きていく苦しみということで、生きていく事自体が苦しいということです。

夏目漱石は

「智に働けば、角が立つ

 情にさおさせば、流される

 意地を通せば、窮屈だ

 とかくに人の世はすみにくい」

といっています。

生きていく時には、いろいろな苦労があるということですね。


次の老苦とは、

年老いる苦しみということです。

目は薄くなれば、面の皮は厚くなる。

髪が白くなれば、腹は黒くなる。

耳が遠くなれば、トイレは近くなる。

といった人もありますが、

年をとると、若かった時には感じなかったいろいろな苦しみがやってくるということです。


病苦は、病気になる苦しみということです。

人は病の器ともいわれるように、

病という字は、病垂の中に丙と書いてあり、

これは、病気は甲乙つけがたいという意味だそうです。

一番苦しい病気というものがあるのではなく、

自分がかかっている病が一番つらいということですね。


死苦とは、死ぬ苦しみということで、

これが一番大きな苦しみです。

死ぬほどつらかったとか、死ぬほど怖かったといいますが、

死ぬ事が一番苦しいという事を感じているから出てきた言葉でしょう。


愛別離苦とは、愛するものと別れ離れなければならないという苦しみです。

愛している、大切にしている人との別れ、

また大切にしている物を失う苦しみは、大変大きなものです。


怨憎会苦は、反対に、怨み憎んでいるものと会わなければならない

という苦しみです。

今日もいやな上司と会わなければならない、

嫌味ばかりを言われる取引先にいかなければならない

という苦しみで、

愛する人とはなかなか一緒におれず、出会いたくない人とは

よく出会う、人生は、愛別離苦と怨憎会苦の繰り返しではないでしょうか。


次の求不得苦とは、求めても得られないという苦しみです。

私たちいろいろなほしいもの、求めるものがありますが、

それが手に入らずに苦しむということですね。

ほしいほしいと思う心は、欲ですから、キリがありません。

ところがその欲を満たそうとする、財力や体力や能力には限りがありますから

必ず求不得苦になってしまうという事です。


最後の五陰盛苦は、それまでの7つをまとめたもので、

命ある限り、これらの苦しみを受けなければならないということです。


簡単に四苦八苦の意味を説明しましたが、

お釈迦様は、この苦しみの元はどこにあるのか、

その苦しみの根元を解決して、本当の幸せになるにはどうすれば

よいのか、その事を一つを教えられたんですね☆