仏とは死んだ人のことですか?
東京 新橋バルーンにて
はじめまして、飯田隆史といいます。
今日は仏教についてお話します。
仏教とは仏の説かれた教えということです。
では仏とはいったいどういう意味かご存知ですか?
世の中では、一般に死んだ人のことを仏といっています。
時代劇なんかで、これじゃあ仏も浮かばれない
とか刑事ドラマなんかでは、
仏の身元を洗え といっています。
ここでは、仏=死んだ人 という意味で使っています。
ところが、これは全くの誤解なんです。
もし、仏=死んだ人 としますと、
仏教は 死人の説いた教えになってしまいます。
死んだ人に教えが説けるはずがありませんから、
死人=仏というのは大変な間違いであると分かるでしょう。
では、仏とはどんな意味なのでしょう
仏とは、仏の悟りを開かれた方を仏とか仏様といわれるのです。
ここで、悟りといっても、低い悟りから高い悟りまで全部で52段あります。
これを悟りの52位といいます。
ちょうど相撲取りといっても下は、フンドシ担ぎから上は大関、横綱まで
いろいろあるようなものです。
その数ある悟りの中でも、52段の最高の悟りを仏覚といいます。
この仏覚をひらかれた方を、仏とか仏様といいます。
今から約2600年前 インドで活躍なされたお釈迦様は
35歳の時にこの最高無上の仏の悟りを開かれました。
そして80歳でお亡くなりになられるまでの45年間、
仏の悟りを開かれて発見された真実を私たちに
教えてくださったのが、釈迦45年間の教え、仏教です。
では、仏教にどんなことが教えられているのか
詳しくは、講座にぜひご参加ください。