自分が存在していることが苦しい


 

お悩み

 自分に自信がありません。人と接するときも、こんな自分と付き合わせてごめんなさいと思ってしまいます。
 自信満々な人を見ると、うらやましかったり、どうしてあんなに自信満々でいられるのか不思議だったりします。
 そこまで自信家になりたいとは思いませんが、せめて、自分が存在していることに苦しまないようになりたいです。

 

お答え

 自分は何をやってもダメ、がんばっても続かない、どうせできないと、物事に積極的になることができずに悩んでしまうときがあります。

 新しいことに積極的に挑戦したり、難しい仕事でも、あきらめずに前向きに取り組んでいる人を見ると、あの人は自信にあふれて、すごいな、うらやましいなと思います。

 自分に自信が持てないということに悩んでいる人は多いのですが、どうしたら、自分に自信を持つことができるのでしょうか。


 自信とは、自分自身を信じることです。

 相手との約束を守ると、信頼関係がはぐくまれるという話をしましたが、自分との約束を守っていくと、自分への信頼関係が生まれてきます。

 それが自信です。


 自信のない人は、これまでもダメだったから、これからもダメだと思い、弱気になってしまいがち。

 これまではこれまでとして、これから小さなことでもいいので、コツコツと成功体験を積み上げていくと、だんだんと自信を取り戻すことができます。


 たとえば、朝出社したとき、自分からなるべく気持ちのよいを言うように心がける。

 お世話になったときは、「ありがとうございます」とお礼をきちんと言うようにする。

 迷惑をかけたときは、「すみませんでした」とお詫びをしっかり述べる、など。

 ささいなことでも、自分がやろうと決めたことをきちんと実行していくと、「やればできるのだ」と自信になっていきます。

 部屋の掃除を定期的にするとか、毎日10分、読みたい本を読むとか、健康のための体操をするというのでもかまいません。

 決めたことを続けて実行していくことで、自分自身への信頼を回復していくことができるのです。

 

 

 ですので、自分に自信を持てないとお悩みの方は、ちょっとしたことでもいいので、決めたことを続けていくことを心がけてみましょう。

 その時に、大切なことは、目標はなるべく低くすることです。


「目標は高く」の間違いではないかと思うかもしれませんが、そうではありません。

 最初は、なるべくハードルが低く、簡単にできることがよいのです。


 なぜか、ものすごい高い目標を自分に設定して、それができずに、自分はダメだと落ち込むという悪循環を起こしている人があります。

 自分をよく見せたいという、うぬぼれや名誉欲から、できない高い目標を設定してしまいやすいのですが、それだと続きませんから、まずは「これなら、間違いなくできる」というものがよいのです。


 自分をよく見せたいために、「できないことでも、できる」と言ってしまうものです。
 ところが、結局できなくなって、相手との約束を破ってしまい、信頼を失ってしまうことになります。

 自分をよく見せたいという心に気を付けて、できない約束はしない、できる目標を立ててコツコツ実行していくことが、大切ですね。

 

 

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2018年10月12日