生苦(生きる苦しみ) とは どんな意味?

<四苦八苦>

生苦(しょうく)

これは、生まれてきた時の苦しみとも読めますし
    生きてゆくことの苦しみとも読めます。

赤ちゃんが生まれてきた時、大きな声でなくのは、
肌に初めて外気がふれて、ひりひり痛くて泣くのだ
と言うのを聞いたことがあります。

確かに

これまでお母さんのお腹の中で守られていた赤子が

母体の外に押し出され、外気に触れ、自分で呼吸をする

赤子にとって大変なストレス、苦しみであることが想像されます。

赤ちゃんは生まれてくると激しく泣いていますがこれは、
いきなり、母体の外に放り出されたショックで泣いているのかもしれません。

生まれる ということも覚えていませんが大変な苦しみを乗り越えて
ということですね。

また、

生苦というのは 生きていく苦しみ とも読めます。

生きていくということは大変なことです。

かの芥川龍之介は

「人生が楽だというものがいればそれは馬鹿か頭のおかしな人である」

といいました。

実際にそうですね。

暑い日も、寒い日も働かねばならない

なぜか、

生きていくため です。

受験生は、覚えたくもない数式を頭に詰め込み

世間に出れば、やりたくもない仕事のために毎日のほとんどの時間を
使っています。

生きるために です。

ですから、

生きることは確かに大変なことです。

生きることが楽だという人があれば

それは世間知らずの子供か、単なる強がりでしょう。

その大変さに耐えきれず

日本でも自殺者が年間3万人を越えています。

便利な世の中になりましたが

生きることは大変なこと

これは2600年前も今も変わらないことです。

苦しい人生 何のために生きるのか それを

明らかにされたのが仏教です。

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