第3話 / 全11話

臨生受苦の恩(しょうしぼうゆうのおん)

読了目安 約1分 ・ 最終更新 2026年7月

臨生受苦の恩(しょうしぼうゆうのおん)

(2) 臨生受苦の恩

これは出産のときの激しい痛みを我慢して生んで下さった

ご恩です。

いよいよ月満ちて陣痛が起こり、子供を産む時の苦しみは、青竹を握ると、それを二つに
押し割るほど激しいといわれます。

出産の苦しみを陣痛といいます。

陣は戦場のこと

男性にとって命をかける場所は戦場でしたが

女性の取って命をかけるところが出産なので陣痛というのでしょう。

ある学校では、鼻の穴からスイカが出てくるほど苦しいと言っている

と聞いたことがあります。

『父母恩重経』には、

「月満ち時到れば、業風催促して、偏身疼痛し、骨節解体して、神心悩乱し、忽然として
身を亡ぼす」 (父母恩重経)

とあります。

釈尊のお母さま・マーヤー夫人は、出産後七日目に亡くなられました。釈尊のお母さまへの想いはどのようなものだったのでしょうか。

この臨生受苦の恩もどんな人でもどんな親であっても必ず受けてきたご恩であることには

間違いがありません。

  1. 懐胎守護の恩
  2. 臨生受苦の恩
  3. 生子忘憂の恩
  4. 乳哺養育の恩
  5. 廻乾就湿の恩
  6. 洗潅不浄の恩
  7. 嚥苦吐甘の恩
  8. 為造悪業の恩
  9. 遠行憶念の恩
  10. 究竟憐愍の恩

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