明けまして……今年 of 大阪仏教勉強会(目からウロコの仏教講座)


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人間の心を詳しく教えられた仏教の教えを分かりやすくお伝えする「目からウロコ」の勉強会にぜひご参加下さい。

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心が変われば

世界が変わる

【1月1日号】

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メルマガを発行している片山です。

これからよろしくお願い致します。


さて、今日から平成24年が始まりました!


「明けまして……」

この次は、「おめでとうございます!」と続ける人が多いでしょう。

どうして、年が明けると「おめでとう」というのでしょうか?


これには、いろいろな説があります。

たとえば、

古代人は、夜がとてもおそろしく無事に朝を迎えられた事に対して

夜が明けましておめでとう、と言っていたのが、

いつしか年が明けた事に対しての言葉になったとか……


その中の一つの説では、

昔は、「数え年」で人間の年齢を数えていました。

数え年とは、生まれた時を1歳として、

次の1月1日を迎えると2歳になる、次の1月1日には3歳にというように

元旦にみんな一斉に歳を取ったんですね。


ちなみに12月31日生まれの人は、

12月31日が1歳で、翌日の1月1日には2歳になってしまうという

不思議な現象が起きてしまいます(>_<)


ということで誕生日という意味で、おめでとうと言っている

という人もありますね。


室町時代の僧侶、一休禅師はこのように歌っています。


門松や

冥土の旅の一里塚

めでたくもあり めでたくもなし


門松というのは、1月1日、元旦ということですね。

元旦を迎えたということは、

冥土の旅の一里塚に来たということだと言っています。


冥土とは死んだ後の世界

一里塚というのは、昔、旅をする人の為に一里毎に塚を立てて

どれくらい近づいたか計っていたものですね。


元旦を迎えるという事は、数え年でいうと、

1歳、年を取るということです。

年を取るということは、それだけ冥土に近づいたということですね。

一番嫌な死に向かっての一里塚に来たということですから、

手放しで「おめでとう」とは、言えないよと一休は言っているんですね。


後生が明るくなってこそ、

本当におめでたい一里塚を迎える事ができるので、

そのような身になる1年としたいものですね★


ということで、本年もよろしくお願い致します!

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