- 何をやっても続かないという方
- 努力がなかなか実らないという方
- 部下のモチベーションを上げたいという方
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努力は続かないもの
みなさんは、やりたいことや身につけたいこと、頑張りたいことはありますか?
やりたいことや身につけたいことがあっても、
なかなか続かなかったり、
途中でやめてしまったりすることも多いのではないでしょうか?
なかなか身につかなくて、お困りの方は多いと思います。
成果を出すには努力の継続が必要だけれども・・・
仏教には、「精いっぱい進む」と書いて精進(しょうじん)という言葉があります。
この言葉の通り、
どんなに才能があったとしても、こつこつと続けていかないと、形にはなりません。
優れた才能のある人が弛まぬ努力をしていくと、素晴らしい結果となり、花開きます。
「継続は力なり」というように、そこにはやはり、弛まぬ努力が大切なのです。
雨水が同じ場所に落ちるように、同じことを続けてやっていくことで、大きな形(成果)になっていくのです。
ところが、努力というものはなかなか続けることができません。
努力の実り方は階段式
どうしたら努力を続けていくことができるのでしょうか?
その答えを突き止めるために、少し考え方を変えてみましょう。
どうして我々の努力は続かないのでしょうか?
続かない原因は、
「努力が続かないのは、頑張ってもすぐに結果が出ないから」なのです。
頑張った分だけ結果になるのなら、多くの人は努力できます。
人は自分自身の上達を感じることができると、もっと頑張れるのです。
ところが実際は、練習してもすぐに上達しないものです。
例えば、
英語を1日勉強したからといって、1日分英語ができるようになるというわけではありません。
野球やサッカーなどのスポーツを1日練習したからといって、1日分上達するわけでもありません。
つまり、比例グラフになっていないのです。
努力した分、目に見える形で上達すれば、または上達が実感できれば、多くの人は苦にならず、むしろ楽しみながら努力を続けられるでしょう。
しかし実際のところ、努力の実り方は階段式です。
「できないできない」という苦しみを味わいながら、ある時ふっとできるようになるのです。
あなたが生まれて初めて自転車に乗れた時のことを思い出してみてください。
最初は補助輪を付けて、よろめきながら自転車をこごうとしていたのではありませんか?
そしてよろめきながら、あるときスーッと進みます。その時初めて、自転車をこぐ感覚を身につけることができるのです。
つまり、我々が感じる努力の実り方は、
できない→できない→できない→できた→できるようになる
なのです。
「できない」を続け、ある日スーッと「できる」ようになるのです。
効果的な努力する方法
努力の実り方は、「比例式」ではなく「階段式」です。
必ず「できない」ことに、もがく期間があります。
そしてある時に、「アハ体験」と言われる成功体験をします。点と点が繋がって、一本の線になるような感覚です。
ここで努力を花開かせる為に大事なのは、階段を上手に設定することです。
努力したら結果としてあらわれるような、できるだけ比例グラフに近い形になるような、小刻みな階段設定をすることが大事です。
つまり、飽きさせない目標設定です。
このとき、努力を続けるための秘訣は
三日坊主のすすめ です。
三日坊主のすすめ
物事が続かないさまを、よく三日であらわします。
それは経験的に、物事を継続できるかの第一関門が、三日もしくは三回続くかだからです。
皆さんも、三日続けるとあとは比較的、継続しやすかったり、途中でやめても再開がしやすくなると感じることはないでしょうか。
三日たたないうちにやめるのと、とりあえず三日間だけ続けるのには、大きな違いがあるようです。
そういうことからいうと、「三日もたたないうちに、やめてしまう三日坊主」ではなく、
とりあえず「三日だけやる坊主」を目指すということは、物事を続けていくうえで効果的な心がけではないでしょうか。
志は高く目標は低く
努力を継続していく心がけとして大事なのは、「志は高く目標は低く」です。
理想や理念、将来の夢などの志は高く、大きければ大きいほどよいです。
なぜなら、自分のやろうとしていることが大事なことであったり、多くの人の為になることだと思えるほど、使命感が湧いてきてやる気や遣り甲斐、生き甲斐につながるからです。
逆に、もし誰かをやる気にさせたいときは、それに取り組むことがいかに世の人のためになるか、ということを丁寧に伝えることが効果的です。
例えばお仕事であれば、そのお仕事の重要性、世の中にいかに貢献しているのかを御自分自身がよく知ることが大事です。
また職場の部下のモチベーションを上げるには、お仕事の重要性をしっかり説いて理解していただくことが大事です。
人が遣り甲斐を感じるには、いかに報酬を得るかよりも、自分のやっていることがいかに重要かを感じられるかだそうです。
御自身や職場の部下の方たちの志を高く保つためにも、御自身のお仕事の重要性をよく理解しましょう。
一方、「目先の目標はなるべく低く」がいいです。私たちが物事の計画を立てるときは、たいてい「よしやるぞ」とやる気になっているときです。
そういうときに立てた目標というのは、どうしても目線が高くなりがちです。
だから、忙しくなったとき、気持ちが乗らないときに「ちょっと無理」と続かなくなってしまうのです。忙しいとき、気持ちが乗らないときでもできる程度の低めの目標を立てたほうがいいと思います。
志は高く、目標は低く設定して、まずは「三日だけやる坊主」を心がけてみましょう。
「三日もたたないうちに、やめてしまう三日坊主」ではなく、とりあえず「三日だけやる坊主」を目指すということは、物事を続けていくうえで効果的な心がけではないでしょうか。 ほとけさまと心が「ほっこり」温まるお話【続ける秘訣は「三日坊主」になること?】より引用
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