シッダルタ太子の3つの願いとは何か?

シッダルタ太子の3つの願いとは何か?

ある日、シッダルタ太子は父・浄飯王(じょうぼんおう)に手をついて、「城を出てまことの幸福を求めさせてください」と頼まれました。

驚いた浄飯王は、「いったい何が不足でそんなことを言うのか。おまえの望みは何でもかなえてやろう」と言われると、太子は、

「それではお父さん、申しましょう。私の願いは3つです」

「3つの願いとは何か」

と不審そうに浄飯王が聞かれるとシッダルタ太子はこう言われています。

「私の願いの1つは、いつまでも今の若さで年老いないことです。
望みの2つは、いつも達者で病気で苦しむことのないことです。
3つ目の願いは、死なない身になることです」

それを聞かれた浄飯王は、「そんなことになれるものか。無茶なことを言うものではない」と、あきれ返って立ち去られたといわれます。

太子の出城の思いは、もはや抑えがたくどうしようもないものになっていたのです。

老いや病や死を超えた真実の幸福はないのだろうか。それこそ、人生の目的ではないか。

シッダルタ太子は、城を出て真実の幸福を求める気持ちが日に日に強くなっていかれました。

そして、29歳の時、ついに出家の決意をされるのであります。

シッダルタ太子が城を出ようと思い至る最後の一押しになったのは、意外な出来事でした。それは一体どんなことでしょうか?

 

メール講座のご案内

難しいお経の内容を噛み砕いて日本一わかりやすくブッダの教えをメールでお送りします。

メールですので、都合のいい時間にどんな場所でも少しづつ学ぶことができます。

さらに今ならレポートと無料音声ファイルを配布中ですのでお受け取りください。

音声ファイルは毎月先着100名様に限り配布となっております。(メール講座はいつでも停止できます。)

メール講座の内容はこちらで紹介しております。

登録は
こちらから

 

ブッダの教える幸せへの
思考法無料プレゼント

関連記事

  1. 西遊記にも出てくる玄奘三蔵とはどんな人なのでしょうか

  2. 自分のまいたタネは自分に現われる

  3. 芥川のクモの糸に見る人間の心の姿とは

  4. 迷いの夢は未来永遠続いていく

  5. 仏教を説かれた釈迦の生誕について

  6. 水に書いた文字のようにさらさらと怒りを手放すには?