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観音経 全文の意味・読み方やご利益・功徳は?延命十句観音経も紹介

読了目安 約14分 ・ 最終更新 2026年7月
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観音経 全文の意味・読み方やご利益・功徳は?延命十句観音経も紹介

この記事はこんな人にオススメ

  • 観音経全文の意味や意味を知りたい人
  • 観音経の功徳・効果・ご利益について知りたい人
  • 延命十句観音経についても知りたい人

今回の記事を読めば、「観音経はどんなお経なのか」「観音経の意味」をわかっていただけます。

観音菩薩との関係を学んでくださいね。

——–

執筆者:岡本一志

一般社団法人全国仏教カウンセリング協会代表。東京大学理学部数学科中退。BBT大学大学院でMBAを取得。仏教の教えにもとづいたアドバイスをしている。 - - 3.0.1 観世音かんぜおん南無仏なむぶつ 与仏有因よぶつういん与仏有縁よぶつうえん 仏法僧縁ぶっぽうそうえん常楽我浄じょうらくがじょう 朝念観世音ちょうねんかんぜおん暮念観世音ぼねんかんぜおん 念念従心起ねんねんじゅうしんき念念不離心ねんねんふりしん - 3.0.2 書き下し文 - 3.0.3 現代語訳

観音経とは

観音経は、数あるお経の中でもとても重要な経典の一章になります。

タイトルの正式名称は「観世音菩薩普門品第二十五」です。

観音経を要約すると、「観音菩薩が様々な苦難や災難から人々を救うことを誓っているお経」です。

下記で詳しくみていきましょう。

「お経」について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

⇒お経とは一体何が書かれているのでしょうか

観音経と観音菩薩

観音経には、観音菩薩(観世音菩薩)について、お名前の由来やお力など詳しく書かれています。

観音菩薩がなぜ尊いのかを学んでいただければと思います。

観音菩薩についてはこちらの記事もぜひご覧ください。

⇒観音様(菩薩)とは?簡単に意味やご利益(教え・救い)仏様との違いを解説!

観音経の功徳・効果・ご利益

観音菩薩の名前を唱えれば七難から救われると書かれています。

七難は、以下の7つです。

  1. 火の難(火事などの火による苦しみ)
  2. 水の難(溺死などの水による苦しみ)
  3. 羅刹の難(悪い鬼による苦しみ)
  4. 刀杖の難(刃物などの武器による苦しみ)
  5. 鬼の難(死霊・悪霊による苦しみ)
  6. 枷鎖の難(縛られたり投獄される苦しみ)
  7. 怨賊の難(盗賊などの犯罪者による苦しみ)

これは例示であって、一人ひとりの苦しみを取り除こうとされているのが観音菩薩であることがわかります。

観音経を拝読し、観音菩薩を敬うことで、様々な幸運に恵まれる事が書かれているのです。

観音経全文の意味(現代語訳)と読み方

ここからは観音経全文の意味を解説します。

漢字の上に読みがなを振り、書き下し文(訓読文)も用意しました。

参考にしてくださいね。

世尊妙相具<せーそんみょうそうぐー我今重問彼がーこんじゅうもんぴー仏子何因縁ぶっしーがーいんねん名為観世音みょういーかんぜーおん

書き下し文

世尊は妙相を具す
我、今重ねて問う。
彼の仏子は何の因縁によりて、名を観世音となすやと。

現代語訳

とても尊いお姿をされていたお釈迦様へ
私(無尽意菩薩)は尋ねました。
「あの菩薩(仏弟子)を、どのような理由で観音様と呼ばれるのでしょうか」

具足妙相尊ぐーそくみょうそうそん偈答無尽意げーとうむーじんにー汝聴観音行にょーちょうかんのんぎょう善応諸方所ぜんのうしょーほうしょー

書き下し文

妙相を具足せる尊は、偈にて無尽意に答う。
汝、観音の行の、よく諸の法所に応ずるを聴け。

現代語訳

とても尊いお姿をされていたお釈迦様は偈の形で無尽意菩薩へお答えになられました。
「お前は観音菩薩が、様々な場所に赴いて人々の願いに応じている姿をよく聞きなさい。」

弘誓深如海ぐーぜいじんにょーかい歴劫不思議りゃくごうふーしーぎー侍多千億仏じーたーせんのくぶつ発大清浄願ほつだいしょうじょうがん

書き下し文

弘誓の深きこと海の如く、劫を歴ても思議しえざらん。
多く千億の仏に侍して、大いなる清浄の願いを発せり。

現代語訳

菩薩の弘い誓い(本願)は、海のように深く、とてつもなく長い間考え抜いても、まったく想像の及ぶところではない。
数え切れないほど多くの仏の側で学び、清らかな真の心で本願を建てられたのだ。

我為汝略説がーいーにょーりゃくせつ聞名及見身もんみょうぎゅうけんしん心念不空過しんねんふーくうかー能滅諸有苦のうめつしょーうーくー

書き下し文

我、汝の為に略して説かん。
名を聞き及び身を見て、心に念じて空しく過ごさざれば、よく諸有の苦を滅す。

現代語訳

私(釈迦)はお前に、簡略して観音菩薩について話をしよう。
観音菩薩の名前を聞き、姿を見て、心に常に想念しつづけるならば、様々な苦難災難はなくなるだそう。

仮使興害意けーしーこうがいいー推落大火坑すいらくだいかーきょう念彼観音力ねんぴーかんのんりき火坑変成池かーきょうへんじょうちー

書き下し文

たとえ害意を興され、大なる火の坑へ推し落とされるも、彼の観音力を念じれば、火の坑は変じて池と成る。

現代語訳

たとえ人に害意を持たれて、火の燃え盛る穴へ突き落とされても、観音菩薩のお力を念じれば、火の穴は池へと変わるだろう。

或漂流巨海わくひょうるーこーかい龍魚諸鬼難りゅうぎょーしょーきーなん念彼観音力ねんぴーかんのんりき波浪不能没 はーろうふーのうもつ

書き下し文

或いは巨海に漂流して、龍や魚や諸鬼の難あっても、彼の観音力を念じれば、波浪に没すること能わず。

現代語訳

大海原を漂っている中で、龍や魚、諸々も死霊に襲われても、観音菩薩のお力を念じ続ければ、荒波にのまれることはない。

或在須弥峯わくざいしゅーみーぶー為人所推堕いーにんしょーすいだー念彼観音力ねんぴーかんのんりき如日虚空住にょーにちこーくーじゅう

書き下し文

或いは須弥峰に在って、人の為に推し堕とされる所となっても、彼の観音力を念じれば、日が虚空に住するが如し。

現代語訳

高い山の峰から人に突き落とされても、観音菩薩の力を念じ続ければ、太陽のように空へ浮いていられるだろう。

或被悪人逐わくひーあくにんちく堕落金剛山だーらくこんごうせん念彼観音力ねんぴーかんのんりき不能損一毛ふーのうそんいちもう

書き下し文

或いは悪人に逐われて、金剛山より堕落するとも、彼の観音力を念じれば、一毛として損ずること能わず。

現代語訳

また悪人に襲われて、金剛山より転がり落ちることになっても、観音菩薩のお力を念じれば、ほんのちょっとの傷も負うことはない。

或値怨賊繞わくちーおんぞくにょう各執刀加害かくしゅうとうかーがい念彼観音力ねんぴーかんのんりき咸即起慈心げんそくきーじーしん

書き下し文

或いは怨賊の繞むに値って、各刀を執って害を加えようとも、彼の観音力を念じれば、咸即ち慈心を起こす。

現代語訳

また盗賊や山賊などの犯罪者に囲まれて、刀で切りつけられても、観音菩薩のお力を念じれば、すぐに慈しみの心をおこし、憎しみの心がなくなるだろう。

或遭王難苦わくそうおうなんく-臨刑欲寿終りんぎょうよくじゅしゅう念彼観音力ねんぴーかんのんりき刀尋段段壊 とうじんだんだんえー

書き下し文

或いは王難の苦に遭い、刑に臨んで寿終わらんと欲せんに、彼の観音力を念じれば、刀尋いで段段に壊れる。

現代語訳

また権力者の不当な処罰を受け、極刑により命が終わろうとしても、観音菩薩のお力を念じれば、刀がことごとく折れてしまうであろう。

或囚禁枷鎖わくしゅうきんかーさー手足被杻械しゅーそくひーちゅうかい念彼観音力ねんぴーかんのんりき釈然得解脱しゃくねんとくげーだつ

書き下し文

或いは囚われて枷や鎖に禁じられ、手足に杻や械を被ろうとも、彼の観音力を念じれば、釈然として解脱することを得る。

現代語訳

また囚われて手枷足枷をつけられ、鎖で縛られても、観音菩薩のお力を念じれば、スッと束縛から解放されるのである。

呪詛諸毒薬しゅうそーしょーどくやく所欲害身者しょーよくがいしんしゃ念彼観音力ねんぴーかんのんりき還著於本人 げんじゃくおーほんにん

書き下し文

呪詛や諸の毒薬によって、身を害しようと欲せられる所の者も、彼の観音力を念じれば、還って本の人に著く。

現代語訳

呪いの言葉や様々な毒薬によって命を脅かそうと思っているものにたいしても、観音菩薩のお力を念じれば、かえって本人が様々な苦しみあうだろう。

或遇悪羅刹わくぐうあくらーせつ毒龍諸鬼等どくりゅうしょきーとう念彼観音力ねんぴーかんのんりき時悉不敢害じーしつぷーかんがい

書き下し文

或いは悪しき羅刹、毒龍や諸の鬼等に遇おうとも、彼の観音力を念じれば、時に悉く敢えて害せず。

現代語訳

悪い魔物や毒龍、様々な死霊に遭っても、観音菩薩のお力を念じれば、危害を加えられることはない。

若悪獣圍繞にゃくあくじゅいーにょう利牙爪可怖りーげーそうかーふー念彼観音力ねんぴーかんのんりき疾走無辺方しっそうむーへんぽう

書き下し文

若し悪獣が囲繞し、利の牙や爪の恐るべきも、彼の観音力を念じれば、疾く無辺の方に走りさる。

現代語訳

もし凶暴な動物たちに取り囲まれ、牙や爪が鋭く恐ろしいものであっても、観音菩薩のお力を念じれば、ものすごい速さで八方に逃げていくだろう。

玩蛇及蝮蠍がんじゃぎゅうぶつかつ気毒煙火燃けーどくえんかーねん念彼観音力ねんぴーかんのんりき尋声自回去じんしょうじーえーこー

書き下し文

蚖や蛇及び蝮と蝎の、気毒煙火が燃えようとも、彼の観音力を念じれば、声に尋いで自ずから回して去る。

現代語訳

毒蛇や毒虫のように、毒気が火のように燃えていても観音菩薩のお力を念じれば、称名とともに自ら向きを変え去っていくだろう。

雲雷鼓掣電うんらいくーせいでん降雹澍大雨ごうばくじゅだいうー念彼観音力ねんぴーかんのんりき応時得消散おうじーとくしょうさん

書き下し文

雲が雷を鼓し電を掣し、雹を降らせ大雨を澍いでも、彼の観音力を念じれば、時に応じて消散することを得る。

現代語訳

雷鳴が鳴りひびき、稲妻が走り、雹をが降り、大雨になっても、観音菩薩のお力を念じれば、すぐに消えてしまうだろう。

衆生被困厄しゅじょうひーこんやく無量苦逼身むーりょうくーひっしん観音妙智力かんのんみょうちーりき能救世間苦のうぐーせーけんくー

書き下し文

衆生困厄を被りて、無量の苦身を逼らんに、観音の妙智の力は、能く世間の苦を救いたまう。

現代語訳

人々は困難や災厄にあって、無限の苦しみにあっても、観音菩薩の妙なる知恵の力は、世の中の苦しみから救うことができるのだ。

具足神通力ぐーそくじんつうりき広修智方便こうしゅうちーほうべん十方諸国土じっぽーしょこくどー無刹不現身むーせつふーげんしん

書き下し文

神通力を具足し、広く智と方便を修して、十方の諸の国土に、刹として身を現さずということなし。

現代語訳

神通力を備え、限りない智慧と方便を駆使し、大宇宙にある諸々の国々に、姿を現します。

種種諸悪趣しゅじゅしょあくしゅ地獄鬼畜生じーごくきーちくしょう生老病死苦しょうろうびょうしーくー以漸悉令滅いーぜんしつりょうめつ

書き下し文

種種の諸の悪趣、地獄、鬼、畜生と、生老病死の苦も、以って漸く悉く滅す。

現代語訳

様々な苦しみの世界、地獄界、餓鬼界、畜生界、生老病死の苦しみも、全て消滅させることができます。

真観清浄観しんかんしょうじょうかん広大智慧観こうだいちーえーかん悲観及慈観ひーかんぎゅうじーかん浄願常譫仰じょうがんじょうせんごう

書き下し文

真観、清浄観、広大智慧観、悲観及び慈観。
常に願い、常に瞻仰せよ。

現代語訳

真理を観ており、清らかに観つめ、広大な智慧をもって観ることができ、慈悲にあふれてすべての人を観ている。
観音菩薩を常に念じ、尊びなさい。

無垢清浄光むーくーしょうじょうこう慧日破諸闇えーにちはーしょあん能伏災風火のうぶくさいふーかー普明照世間ふーみょうしょうせーけん

書き下し文

無垢清浄の光あって、慧日は諸の闇を破り、能く災いの風火を伏して、普く明らかに世間を照らすなり。

現代語訳

無垢で清らかな光をもち、智慧の太陽は、もろもろも苦しみの闇を破り、災いの風火を消し去り、すべての世界を照らすだろう。

悲体戒雷震ひーたいかいらいしん慈意妙大雲じーいーみょうだいうん澍甘露法雨じゅーかんろーほううー滅除煩悩燄めつじょうぼんのうえん

書き下し文

悲の体たる戒は雷のごとく震え、慈の意は妙なる大雲のごとし。
甘露の法雨を澍らして、煩悩の燄を滅除す。

現代語訳

慈悲の「悲」の元である「戒」は雷のように震え、「悲」の心は妙なる大雲のようであり、
甘露の法雨をそそぎ、煩悩の炎を滅するだろう。

諍訟経官処じょうしょうきょうかんしょ怖畏軍陣中ふーいーぐんじんちゅう念彼観音力ねんぴーかんのんりき衆怨悉退散しゅうおんしったいさん

書き下し文

諍訟して官処を経て、怖畏なる軍陣の中にも、彼の観音力を念じれば、衆の怨悉く退散す。

現代語訳

言い争いは裁判所をへて、戦いの中で恐怖をいただいても、観音菩薩のお力を念じれば、人々の怨みはすべてなくなるのだ。

妙音観世音みょうおんかんぜーおん梵音海潮音ぼんのんかいちょうおん勝彼世間音しょうひーせーけんおん是故須常念ぜーこーしゅーじょうねん

書き下し文

妙音の観世音、梵の音、海潮の音、彼の世間の音に勝れり。
この故に須く常に念ずべし。

現代語訳

観音菩薩の妙なる声は、木々の間を通り抜ける風のようであり、海の潮の満ち引きのようであり、世界中のすべての音に勝っています。
だから常に念じなさい。

念念勿生疑ねんねんもっしょうぎー観世音浄聖かんぜーおんじょうしょう於苦悩死厄おーくーのうしーやく能為作依怙のういーさーえーこー

書き下し文

念念に疑いを生じること勿れ。
観世音の浄聖は、苦悩、死厄に於いて、能く為に依枯となる。

現代語訳

僅かな時間も疑いを生じてはいけません。
観音菩薩の清らかなお力は、さまざまな苦悩や死の縁の際に、大きな拠り所となるのだ。

具一切功徳ぐーいっさいくーどく慈眼視衆生じーげんじーしゅじょう福聚海無量ふくじゅかいむーりょう是故応頂礼ぜーこーおうちょうらい

書き下し文

一切の功徳を具し、慈眼をもって衆生を視るに、福聚まりて海のごとく無量なり。
是の故に応に頂礼すべし。

現代語訳

すべての功徳をそなえ、慈悲の眼差しをすべての人々へ注ぎ、幸福の集まりは海のように無限である。
このような理由だから、まさに礼拝しなさい。

爾時にーじー持地菩薩じーじーぼーさー即従座起そくじゅうざーきー前白仏言ぜんびゃくぶつごん

書き下し文

爾の時に持地菩薩は、即ち座より起ちて、前んで仏に白して言さく。

現代語訳

お釈迦様の話がおわると、地蔵菩薩(持地菩薩)が立ち上がって進み出て、お釈迦様へ申し上げた。

世尊せーそん若有衆生にゃくうーしゅじょう聞是観世音菩薩品もんぜーかんぜーおんぼーさーほん自在之業じーざいしーごう普門示現ふーもんじーげん神通力者じんつうりきしゃ当知是人とうちーぜーにん功徳不少くーどくふーしょう

書き下し文

世尊、若し衆生あって是の観世音菩薩品の自在の業、普門示現の神通力を聞かん者は、当に知るべし、是の人の功徳少なからずと。

現代語訳

お釈迦様、もし人々が観音経に説かれる自由自在の衆生済度の働き、人々の機根に合わせて現れる神通力を聞いたならば、知ることになるでしょう。聞いた人の功徳は計り知れないことを。

。仏説是普門品時ぶっせつぜーふーもんほんじー衆中八万四千衆生しゅちゅうはちまんしーせんしゅじょう皆発無等等かいほつむーとうどう阿耨多羅三藐三菩提心あーのくたーらーさんみゃくさんぼーだいしん

書き下し文

仏、是の普門品を説きたもう時、衆中の八万四千の衆生、皆無等等の阿耨多羅三藐三菩提の心を発せり。

現代語訳

お釈迦様が観音経をとき終えた時、そこに集まった8万4千の人々は、皆この上ない悟りの心を起こしたのだった。

以上で、観音経の解説は終わりです。

最後に1つ、観音経を短くしたものについても説明しますね。

延命十句観音経について

観音経の内容を短くし、臨済宗でよくよまれてているものに延命十句観音経があります。
「延命」とつけたのは、臨済宗の僧侶の白隠と言われていますね。

これは以下では、原文と読み方、書き下し文、現代語訳を載せておきます。

観世音かんぜおん南無仏なむぶつ

与仏有因よぶつういん与仏有縁よぶつうえん
仏法僧縁ぶっぽうそうえん常楽我浄じょうらくがじょう
朝念観世音ちょうねんかんぜおん暮念観世音ぼねんかんぜおん
念念従心起ねんねんじゅうしんき念念不離心ねんねんふりしん

書き下し文

観世音、南無仏。
仏と因あり、仏と縁あり、
仏法僧と縁あれば、常・楽・我・常を得ん。
朝に観世音を念じ、暮に観世音を念ず。
念念に心より起こせば、念念に心を離れず。

現代語訳

観音菩薩(観世音菩薩)に帰命します。
仏の悟りを開く種があり、仏との縁がああり、
仏の教えを正しく伝える僧侶と縁があることで、常楽我浄の世界、すなわち涅槃へと入るでしょう。
朝晩常に観音菩薩を念じ続け、観音菩薩を念じ続ける心を自ら起こすことで、観音菩薩を念じ続ける心から離れることはありません。

 観音経から学ぶこと

今回観音経について説明したのは、お経の深さを知っていただきたかったからです。

観音菩薩や慈悲や智慧、人々の苦しみについて説かれています。

それらの苦しみをどうやったら解決できるのか、常にお経では幸せになる道を説かれていることを知っていただけたのではないでしょうか。

観音経については、下記でも書いていますので読んでみてくださいね。

⇒観音様(菩薩)とは?簡単に意味やご利益(教え・救い)仏様との違いを解説!

まだまだお話したいことがありますので、一緒に仏教を学んでいきましょう。

❁ A Note for Your Heart

心の処方箋

この教えを、あなたの毎日に

怖くてたまらないとき、誰かに「助けて」と叫びたくなることはありませんか。観音経が説く七難とは、火事や水難だけでなく、あなたが今感じている得体の知れない不安そのものかもしれません。念じるとは、ただ願うことではなく、苦しみから目をそらさずに向き合い続けることです。今日、不安を感じたその瞬間に、一度深く息を吐いてみてください。逃げずに立ち止まるその心こそが、観音様の智慧に近づく一歩になります。

— もっと深く学びたい方へ —