仏滅や大安は迷信?仏教の合理的な教え

日や場所にもともと、良い悪いはきまっていない

お釈迦様は、私たちの運命は何によって決まるのかをあきらかにしていかれました。その中で、私たちが信じている根拠のない迷信を打ち破っていかれました。
昔から、日本のカレンダーには大安とか仏滅とか赤口 というのが書きこまれているものが良くあります。大安は、良いことがおきる日、仏滅は悪いことが起きる日として昔から信じられているようです。

仏滅いうと仏教に由来するように思うかもしれませんが、仏教とは何の関係もありません。
科学的な根拠がないとして、カレンダーからは撤廃するよう呼びかけている行政機関もあるそうですが、それでも、今日、多くのカレンダーに残っているのは、それだけ、多くの人が信じているからでしょう。

実際に結婚式の挙式では大安を選ぶ人が多く、仏滅を選ぶ人は少なく、同じ結婚式会場でも、大安の日は、式場費が高く、仏滅の日は安くなるそうです。
高いお金を払っても、大安を選ぼうとする人が多いのは、日に、いい悪いがあると少なからず信じているからでしょう。
だけど、日に良いとか日に悪いとかもともと決まっているものなのでしょうか。

仏教を説かれたお釈迦様は
如来の法の中に吉日良辰をえらぶことなし
といわれています。
如来の法とは仏教のことですから、仏教には、この日はいい日、この日は、悪い日ともともと決まっているという教えは一切ないのだよということです。日に、いい、悪いがもともと決まっているという考えを否定されたのがお釈迦様だとわかります。

 

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