分かったつもりが恐ろしい

増上慢・悟りをひらいてもいないのに悟ったとうぬぼれる心

悟りには低いのから高い悟りまで全部で52段階あります。これを悟りの52位といいます。
ちょうど、相撲取りといっても下はふんどし担ぎから上は大関横綱までいろいろあるようなものです。
その52の悟りの中でも、最高のさとりが仏のさとり、仏覚です。一段、さとるだけでも大変なことなのですが、仏教を聞きかじって、おれはもうわかったのだ、これ以上聞く必要はないとうぬぼれているのは増上慢でしょう

【耳だけ極楽】
こんな話があります。
ある人が極楽にいくとそこには餃子のようなものがニョキニョキと生えていた。なんだろうと見てみると人間の耳であった。そばにおられたお釈迦様にこれは何ですかと聞くと、「これは生きているときに耳で仏法を聞いて知った分かったつもりだった者の耳だ。頭だけで実行が伴わなかったから、耳だけ極楽に来て体は地獄におちたのだ」とおっしゃったというお話があります。
仏法を正しく知り、身に着けていくには、知った分かったとう自惚れによく気を付けなければなりません。

 

メール講座のご案内

難しいお経の内容を噛み砕いて日本一わかりやすくブッダの教えをメールでお送りします。

メールですので、都合のいい時間にどんな場所でも少しづつ学ぶことができます。

さらに今ならレポートと無料音声ファイルを配布中ですのでお受け取りください。

音声ファイルは毎月先着100名様に限り配布となっております。(メール講座はいつでも停止できます。)

メール講座の内容はこちらで紹介しております。

登録は
こちらから

 

ブッダの教える幸せへの
思考法無料プレゼント

関連記事

  1. みなしばらくのご縁と思えば怒りも和らぐ

  2. 傷つけた相手に仕返しするよりも傷ついた自分の手当をしよう

  3. シッダルタ太子の出家の決意はどのようなものだったか

  4. 一つだけ自分に合うものを一生懸命やればすべてがそろう

  5. 自分を卑下することに自惚れる

  6. 布施すべき相手をおしえた三福田の教えとは