娑婆とは、堪忍土とも訳され、苦しみ悩みの人生のこと

娑婆(じゃば)とは思い通りにならない人生のことです

「ならぬ堪忍、するが堪忍」といわれますが、人生は、思い通りにならないことばかりで、苦しい辛いことがたくさんあります。私たちの人生を仏教では、娑婆(しゃば)といいます。
よく、映画なんかで刑務所に入っていた人が出所したときに、娑婆の空気はうまいなと行ったりしますが、娑婆とは塀の外という意味ではなくて、私たちの人生のことをいうのです。
では、娑婆とはどんな意味なのでしょうか?
娑婆とは、これは古いインドの言葉の音を漢字であてたものですが、意味で訳されると、
堪忍土(かんにんど)という意味になります。つまり、私たちの人生は、苦しみや悩みを堪え忍ばなければ生きていけない世界だということです。
確かに、毎日、カチンときたり、イライラしても、言えずに抑えて、がまんしなければならないことがたくさんありますね。
お釈迦樣も、35才で悟りを開かれたときの第一声、人生は苦なりと仰ったと言われます。
逆切れして、怒鳴ったり、殴りつけてしまったら、これまで一生懸命、努力して積み重ねてきたものを台無しにしてしまうことだってあります。
だけど、忍耐するといってもそれがなかかな難しいのです。怒りや腹立ち、イライラに私たちは、どのように向き合っていけばいいのでしょうか。

それについて、仏教では、忍辱(にんにく)ということを教えられています。怒りや腹立ち、思い通りにならないことにどのように立ち向かっていけばよいでしょうか。

 

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