西遊記にも出てくる玄奘三蔵とはどんな人なのでしょうか

西遊記にも出てくる三蔵法師ってどんな人?

お釈迦様はインドの方ですから、お経はもともとは古いインドの言葉で書かれたものです。
ところが、私たちが今日知っているのは漢文の経典です。インドの昔の言葉で書かれたお経が中国に渡り、漢文に翻訳されたのですがそこで活躍したのが三蔵法師(さんぞうほうし)という人たちです。

三蔵法師というと玄奘(げんじょう)三蔵と孫悟空たちの物語(西遊記)を思い出す方も多いのではと思います。
私は子供のころなくなった夏目雅子さんの演ずる玄奘三蔵が好きでした。子供のころは、女のお坊さんだと思っていましたが後々、玄奘三蔵が、実は男であったことを知りとてもショックでした。
あの玄奘は何のために旅をしていたかというとインドに行って中国に経典を持ち帰るためです。そしてそのお経を中国語に翻訳するためだったのです。

ですから三蔵法師とはインドの言葉で書かれた経典を漢文に翻訳することを専門としたお坊さんのことをいうのですね。
ですから玄奘以外にも、たくさんの人が経典翻訳に命をかけています。
ちょっと詳しくお話ししましょう。

三蔵(さんぞう)とは

もともと、経(きょう)、律(りつ)、論(ろん)の三部からなる仏典の総称です。
ですから、三蔵法師とは転じて仏典に精通した僧侶という意味です。中国では、経典翻訳僧の敬称として用いられ、三蔵法師ともいわれました。
三蔵法師とは、ひとり玄奘にのみ冠される敬称ではありませんが三蔵法師といえば玄奘を指すほど、彼は傑出した存在でした。玄奘だけでなくさまざまな三蔵法師が命がけで翻訳したのが漢訳経典です。

なぜそこまでして翻訳し後の世の人に伝えようとしたのか?それはお釈迦様のみ教えにこそすべての人が本当の幸せになれる道が教えられているからです。お経が死人の為のものなら、命がけで経典をインドに求めに行くはずもありませんし、翻訳をするはずがありません。お経は決して死人のためでないことも明らかですね。

 

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