布施すべき相手をおしえた三福田の教えとは

どんな人に布施(親切)すればよいのでしょうか?

布施は、一言でいえば、親切ということですが、でも、誰にでも親切をすればいいというものでもありません。ドロボーが、家に侵入するのに難儀しているのをみて、手助けするのは、これは、とてもよいタネまきではありませんよね。

では、私たちは、どんな相手に親切をすればいいのでしょうか?
お釈迦様は、それについてもちゃんと教えてくださっています。
それが、三福田(さんふくでん)という教えです。

三福田とはどんな人をいうのでしょうか?

お釈迦さまは、親切にすべき相手を三つの田んぼに例えて教えられています。これを三福田といいます。

三つとは悲田(ひでん)(本当に困っている人)
恩田(おんでん)(ご恩を受けている人)
敬田(きょうでん)(敬うに値する人)の三つになります。
三福田に当たる人たちに布施をすると、すばらしい結果が返ってきます。田んぼにタネをまくと実りを得るのは、タネをまいた本人です。
田んぼは、秋になると、春にまいたモミダネとは比較にならないほどたくさんの米が収穫できます。だから、お釈迦さまは田んぼに例えられたのです。
では、悲田、恩田、敬田とはどんな人のことなのでしょうか?次の記事を読んでください。

 

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