心の中身がそのまま心になったらどうだろう

心の中身がそのまま文字になったらどうなるか

四悪の三つ目の悪口(あっこう)とは、非難や中傷であり、悪口のことです。気に入らない相手のことは、ことさらに悪いところを見つけ出して、非難します。相手の態度に腹が立つと、ささいなことでも、とても大きな欠点に見えてしまい、批判してしまいます。

私たちはまさるをねたむ心一杯ですね。だから、自分よりも優れた人をみると妬ましくなり、ついつい、相手を悪く言ってしまう。他人の悪口なら、口はなめらかに回りますが、誉めるとなると、急に口が曲がってひきつってしまいます。心が動かす口だからでしょう。

匿名の掲示板には、愚痴の心がそのまま書き込まれている

インターネットが出来てとても便利になりました。ところが、匿名であることをいいことに、個人を誹謗する書き込みという問題もでてきます。
学校の裏サイトに書かれた誹謗中傷を苦に学校に行けなくなった高校生、自分の誹謗を苦に自殺した女優など多くの人の心を傷つけています。
匿名だから、誰にはばかることもなく、恨みや妬みの心のままに書きつけるのでしょう。だから、ヘイトサイトの記事は、心の中の醜いものがそのまま文字になったと言えるでしょう。
自分の立場が分からないことをいいことに自分の愚痴をぶちまけて相手を傷つけ、余計に憎悪を増幅させるようなことは大変、おそろしい罪でしょう。

自分を守るためにウソをつき相手も自分もあざむいていないだろうか

4つ目の妄語(もうご)は事実無根のウソをつくことです。「私はウソはつきません」というほどのウソはないと言われます。本当のことをそのまま言っていたら、生きていくことは出来ません。
詐欺のように、お金欲しさに、ウソをついて、相手をだます犯罪もあります。
事実を針小棒大にねじ曲げ、都合の悪い事実に目を向けさせないということもあります。しかし、日常に於いて、私たちがウソをついてしまうのは、「自分を守るため」ではないでしょうか

今から10年以上前にこんな事件がありました。別の遺跡から出た石器を自分で埋めて、「六十万年前の石器発見」と事実を捏造していた遺跡調査団長がつかまりました。
次々と日本最古をぬりかえる成果を発表、神の手などと呼ばれて脚光を浴びていた人物だったそうです。
自分で埋めて自分で発掘・・・なんともむなしいことですが取り調べに対して一言
「魔がさしました」と答えたといいます。
一度手に入れた名声を守るためウソをつき続けずにおれなかったのでしょう。
名だたる大手企業が、粉飾決算問題でマスコミに取り上げられることがあります。必要以上に、自社をよく見せようとするよりも、業績悪化をごまかすためについたウソの蓄積がもとになっているのではないかと思います。

我が身の体面を守るためについてしまったウソで、これまで築いてきた信頼を失ってしまうことになります。些細な約束もおろそかにせず、果たして行く努力が大事です。これについては、六度万行持戒で詳しく説明しています。

相手だけでなく、自分自身をあざむくことになる

あまりにウソを重ねると、ウソをついている自覚さえなくなってしまうものです。しまいには、自分自身が何を望んでいるのか、自分はどう思っているのか、自分自身の本当の気持ちも分からなくなってしまいます。正直であること、誠実であることに心がければ、相手からも信頼され、自分自身を信じることができるのです。

 

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