与えずに取ることを盗みという

与えずに取ることを盗みという

身体で造る悪として殺生罪の次に偸盗罪を教えられています。これは他人の物を盗むことです。
仏教では盗みのことを、「不与取(ふよしゅ)」と教えられています。法律を犯していなくても、与えずに取れば盗みなのだといわれています。

自分自身の言動を振り返って

タネまきに応じた結果した現れないという因果の法則からいえば、与えずに取っているということは、後でその結果を必ず刈り取らねばならないということです。
私たちは、周りの人たちにその人の努力や苦労に応じただけのものを与えているだろうかよくよく反省してみなければなりません。

○経営者なら、社員の努力に応じたもので応えているだろうか?
○自分のことを大切にしてくれる友達や恋人にどれだけ感謝の気持ちを 伝えているだろうか?
○自分を思う親にどれだけの孝行ができているだろうか?
○してもらうばっかりで当たり前になっていないだろうか?

そういう視点で見てみると私たちは、与えてもいないのに、してもらっていることばかりではないでしょうか。
この偸盗罪(不与取)というお釈迦様の教えからさまざまな人から私たちがしてもらっていることに気がついてすこしでも感謝やお礼の気持ちでこたえていけるようにして行きたいと思います。

 

メール講座のご案内

難しいお経の内容を噛み砕いて日本一わかりやすくブッダの教えをメールでお送りします。

メールですので、都合のいい時間にどんな場所でも少しづつ学ぶことができます。

さらに今ならレポートと無料音声ファイルを配布中ですのでお受け取りください。

音声ファイルは毎月先着100名様に限り配布となっております。(メール講座はいつでも停止できます。)

メール講座の内容はこちらで紹介しております。

登録は
こちらから

 

ブッダの教える幸せへの
思考法無料プレゼント

関連記事

  1. 底知れない欲の心に苦しんでいます

  2. 日々是好日とはどんな意味なのでしょうか?

  3. 盲亀浮木のたとえの意味と「ありがとう」の由来について

  4. それぞれの立場でそれぞれの見方がある

  5. すべては因縁和合して生じた結果

  6. 自分の考えは正しいと思う心