心施(しんせ):心からの感謝の言葉を伝えましょう
無財の七施の5番目の心施(しんせ)とは、心からの感謝の言葉を伝えることです。「ありがとう」と心を込めて相手に伝えるということです。
著名な精神科医の方から聞きましたが、どれだけ相手にかけてもマイナスにならない言葉があるそうです。それは、「ありがとう」だそうです。
「がんばれ、まけるな」という言葉は相手の負担になることがありますがありがとうはどれだけ言ってもマイナスにならないそうです。
「ありがとう」は「有り難い」という仏教の言葉が語源と言われます。人間に生まれるということは大変、有り難いことなのだよとお釈迦様は言われています。
「ありがとう」には、今、ここに生きている相手の存在をよろこぶメッセージが込められているのかもしれません。
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